ヘアサイクルと抜け毛の関係

ヘアサイクルと抜け毛の関係

ヘアサイクルと抜け毛の関係

30代後半から、抜け毛が目立つようになり、とても心配になりました。それまでは髪の量が多すぎて、洗髪後、乾かすのに一苦労していたので、何かの病気ではないかと思ったのです。調べてみると、通常、髪の毛は、一定の周期で生えたり抜けたりを繰り返していて、それをヘアサイクルということを知りました。

 

誰でも、一日100本は抜けるのが普通で、200本以上抜ける場合、何らかのトラブルやストレスが関係しているそうです。私の場合は、200本とまではいきませんが、100本は軽くこえているので、おそらく、当時から続く精神的ストレスが、かかわっているのだろうと思っています。髪の毛は、毛根にある毛母細胞が分裂することによって作られます。

 

髪の成長期は、男性で3年から5年、女性で4年から6年の間続き、その後、毛母細胞の活動が弱まる約3週間の退行期に入り、最後に、髪の毛が抜け落ち、新たな髪の毛を準備するための休止期が、約3か月続きます。このヘアサイクルは、正常な人の場合で、もし、更年期やストレスなど、なんらかの原因で乱れが生じると、成長期はより短く、休止期はより長くなって、全体のボリュームが減ってしまうのです。

 

人の髪の本数は約10万本といわれ、本来は、成長期にある髪が全体の約90パーセントを占めているはずですが、それが減少して、休止期にある髪の割合が増えているというのが、わたしの現況のようです。ともかく、休止期は、正常な人でも3か月は続くので、もし、育毛剤を使うなら、せめて半年以上は使い続ける必要があります。

 

睡眠時間やストレス、栄養にも気を配りながら、これこそはと思う育毛剤を見つけたいものです。

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