皮膚が薄い人は外部刺激に弱い?

皮膚が薄い場合は外部刺激に弱い?

外部刺激

皮膚の厚みというのは、0.2mm程度の表皮と0.02mmほどの角質層を合わせたもので、両方の厚さを足しても1mmにも満たないぐらい薄いものです。

 

ですがこの厚みは人によって違いがあり、生まれつき皮膚に厚みがある人もいれば平均値よりも薄い人がいます。

 

一般的には皮膚が薄い方が肌理がこまかく綺麗に見えるもので、例えば赤ちゃんは成人女性の皮膚の厚さと比べると半分の厚みしかないのでなめらかで美しい肌をしています。

 

ただし皮膚が薄いということは、知覚神経が表皮に近いため刺激にも弱く、血行の状態も肌に反映されやすいのです。

 

つまり外部からの刺激を受けやすいので肌トラブルが起きやすいですし、少しでも血行が悪くなると肌がくすんだり顔色が悪くみえてしまうので、肌の状態を美しく保つには人一倍努力をしなくてはいけない肌とも言えます。

 

皮膚が薄いのは生まれつきということもありますが、ピーリングのしすぎや洗顔をする時に肌をこすりすぎることも皮膚を薄くする原因となります。

 

現時点ではスキンケアによって皮膚を厚くすることはできないので、肌の状態を保っていくためには、皮膚が薄いという状態に合わせたスキンケアを行っていくしかありません。また肌が硬い状態や薄い状態の両方では肌のハリ・弾力不足があるためエイジングケアをする際には、角質層を無理やり落とすケアではなく、丁寧にケアできるのを選ぶとよいでしょう。

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