肌のバリア機能で大切な皮脂膜と角質層を理解しよう

大切な皮脂膜と角質層を理解しよう

大切な皮脂膜と角質層を理解しよう

肌のバリア機能と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

美容に関心の高い女性なら耳にしたこともあるかと思いますが、詳しくは知らない人も少なくありません。

 

肌のバリア機能とは簡単に言ってしまうと、肌を外部からの刺激から守ってくれたり、異物の侵入を防いでくれたり、肌の潤いを保つ機能のことを言います。

 

このバリア機能を担っているのが、皮脂膜と角質層の2つです。皮脂膜と言うのは、皮脂腺から分泌される皮脂と汗腺から分泌される汗がまざりあったもので、言わば天然の保護クリームです。

 

皮膚の表面を守ってくれるものであり、保湿を行ってくれるものでもあります。一般的に皮脂と言いますと、ニキビの原因になることから女性にとっては大敵と言うイメージがある方も多いでしょう。

 

確かに過剰に皮脂が分泌されるのは良くない状態であると言えるのですが、皮膚を守ってくれる効果のある物だと言うことです。

 

角質層とは皮膚の表面にある組織のことです。角質層には角質細胞間脂質と呼ばれるものがあり、水分を維持してくれる機能や、異物の侵入を防ぐ効果があります。

 

通常の角質細胞の透き間を細胞間脂質が埋めるように存在しており、まるでスクラムを組むかのように肌を保護してくれています。

 

この構造をラメラ構造と言います。

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